和食のちょっとしたマナー【手皿】

ときどきゆるり…今回は、食事の時のちょっとしたマナーについて紹介します。

あなたは会食、お祝いの席などの正式な席で和食を食べるとき、お箸でどのようにして口まで運びますか?

私は、今まで丁寧な所作と思い、もう一方の手を添えて手皿(手椀)にしていました。

手皿ではなく器を添えましょう。

手皿はマナーとしては好ましくないそうです。小皿などの取り皿、器が無い場合は、懐紙(茶道の時に使う、二つ折になった和紙。かいし、又はふところがみと呼ばれるもの。)を添えるといいですね。

和食のときは、大皿物以外は 器を持って食べるのが基本です。

どうして手皿はダメなの?

口に運ぶまでに食べ物や汁が手皿に落ちてきたら、お店でしたらおしぼりで拭いたり、自分のハンカチ等で拭きますね。お店のおしぼりで拭いたとすると、食べ物や汁でおしぼりを汚すことになり、後の染み抜きや洗濯のことを考えると大変な手間をかけてしまいます。少しでも迷惑とならないように、手を煩わせないように…と、お店の方や亭主への気遣い、思いやりの行動です。

マナーは、相手を思いやる心、物や道具を大切に扱う心からきているのですね。

手皿は好ましくないと知っているうえで、あとはその場その場に応じたベストな対応を心がけるようにしましょう。

ときどきゆるり…最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする