ときどきゆるり…今回は、少ない花材で可愛く生け花を生けるコツを紹介しますね。おうち時間の一つとして、華やか花時間をどうぞ取り入れてみてくださいませ。
コツは 空間を活かす、異素材のものを利用して、可愛いお花を更に可愛く。
1.道具を準備しましょう
前回の記事で、身近な道具や手に入りやすいものを紹介していますので参考にしてみてくださいね♪
2.お花を準備しましょう
小ぶりなヒマワリとタマシダのセット、近くのスーパーで見つけました。地元の農家さんのお野菜コーナーの脇に、おまけで売ってあったものです。ヒマワリの葉は枯れやすいので、既に枯れかかっている葉や虫に食われているような葉は先に切っておきましょう。
クルクマとクルクマの葉のセットは、ヒマワリと一緒に購入。クルクマの原産国はマレーシア半島で、ショウガ科で食用の種類もあるようです。茎をカットしたときに、スパイシーな優しい香りがします。そしてクルクマは、黄色い部分がお花の部分で、上部の白やピンクの花びらのような部分は花を守る苞(ほう)と呼ばれています。
3.器を準備しましょう
まだまだ残暑厳しい毎日、涼しげな雰囲気の このガラスの小さな器に生けてみます。これもDAISOさんの100均商品、クオリティ高い!
4.お花を生けましょう、まずは一つ目
クルクマの葉を使って、花留めをつくります。葉を半分に切り、さらに縦に切り込みを入れましょう。
下の方からクルクルっとロール状にし器に入れます。器の中に入れた葉が浸かるくらいのところまで、お水を入れましょう。
クルクマを短めに切って生けます。ゆっくりとよく表情を眺めてみて、綺麗だなと思うところを自分の方へ向けてそのまま生けるといいですよ。
花留めにした葉の間にしっかりと生けます。
ヒマワリを間に生けていきます。大きめの花を下の方、小さ目の花は高く生けるとスッキリとみえます。
横から見るとこんな感じです。手前の花が長く、奥の花を短くすることで立体感が出ます。
後ろに振ってもいいですよ、細かい部分はあなたの好みでオッケーです。ここでよく見てみてください! 3本のヒマワリの花の位置を結ぶと、三角形になりますね。この位置関係もバランス良く見えるコツです。
タマシダは、下の方の葉は落としておきます。ハサミを使わなくても指でつまんで下に引っ張るとまとめて落とせますよ。ひまわりの後ろに、斜めの方向にいかがですか?
5.二つ目の作品を生けます
クルクマの葉…今回 大活躍です。葉もよく観察すると、向きによって表情があり綺麗です。
葉先に、小さい穴(ハサミで少し切るか、手で切ることもできます)を開けて茎を通し、前回記事のくるりん葉を作りましょう。
葉の根本がちょうど器の口にくるように、器の高さに合わせて茎を切りましょう。今回もDAISOさんの100均の器で、ちょうど葉脈の縦線と器の縦線模様がマッチしました♡
器のお水を入れたら、クルクマを生けます。
最後にひまわりを器の口に添えてみましょう。全体的に物足りないかなと思う方は、この作品にヒマワリ等のお花を高めに一本足してみたり、スチールグラス(細い葉)で輪っかを作って足してみる、フトイ(ネギのような真っ直ぐな葉)を2~3本足してもいいですね。ご自分の楽しいオリジナル作品にしてみてくださいね♬
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6.最後にもう一つ生けます
自由な方向に育ったヒマワリ達を、可愛くまとめます。はじめに説明した通り、ヒマワリの葉を切ります。
この器もDAISOさんの100均の器です。青系の器は、黄色い花が映えるのでこの器を選びました。麻紐やリボン、レースなど結べるものをご準備ください。最初に器にお水を入れておきましょう。お水は半分くらいでオッケーです。
ヒマワリを束ねて高さや位置を好きな感じにして、茎の足元を揃えて切って器に入れます。麻紐やリボンを軽~く巻いて結び、花を留めます。
花の位置を整えましょう。あなたの好きな表情になりましたか? さくっと完成!
命あるお花との出会い、お花とゆるりと向き合う時間…いかがでしたか?玄関、リビング、寝室、子ども部屋に…好きな場所に飾りましょう。日々の水やり、枯れた葉は取り除く等のお世話も忘れずに。
あなたが心を込めていけた作品は、世界に一つの素敵な作品♡
ときどきゆるり…最後までお読みいただき、ありがとうございました☆彡
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